天空茶会 第十六葉 各茶席のご案内

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1.【秋爽】(しゅうそう)

金牡丹紅茶(淹れ手:國枝ゆか)

<紅茶>(きんぼたんこうちゃ)

金牡丹の名前を烏龍茶の一種である武夷岩茶としてご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。福建省で生まれたこの品種は鉄観音と黄旦のかけあわせです。

生産量こそ少ないものの清らかな香りと深みのある味で高い評価をうけています。この稀少な茶葉でつくられた高山紅茶の味わいを皆様にご紹介できるのはこのうえない喜びです。晩秋の日に吹き抜ける風のような爽明さをお伝えできますよう、心を尽くして呈茶いたします。

 

烏崠单欉 特級東方紅(淹れ手:河野 求実子)

青茶>(うーどんたんそう とっきゅうとうほうこう)

烏崠单欉は潮州にある鳳凰鎮(村)を産地とする烏龍茶です。数ある鳳凰山の中でも、烏崠山と呼ばれる山は非常に標高が高く、樹齢数百年を超える老樹が沢山あり、特に優れたお茶が作られることで有名です。

1958年に毛沢東へ献上されたことから「東方紅」と呼ばれるようになりました2018年の新茶をお淹れします。甘い天然のお花の香りと深い味わいをお楽しみください。

 

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2. 【奏韻-季節の巡り-】(そういん)

梨山華崗 高山有機烏龍茶 冬摘み(淹れ手:若井 桂子)

<青茶>(なしやまかこう こうざんゆうきうーろんちゃ)

10月末に訪れた標高2000mの上品有機茶園では冬茶の茶摘みの真っ最中。尼僧の梁さんが完全無農薬を掲げ、丹精込めて作り上げた今年の梨山の冬茶を茶畑写真なども交えながら、心を込めて呈茶致します。

 

感徳鉄観音 老茶2011年春茶(淹れ手:矢沢理絵)

<青茶>(かんとくてっかんのん)

鉄観音というと安渓が有名ですが、このお茶は安渓から少し奥地に入った感徳という場所で初めて作られた鉄観音です。

そして、無農薬・無肥料の極めて稀なお茶です。美しい水色、そして飲んだ瞬間に口中に広がる繊細な香りと旨みを是非お楽しみください。 

 

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3.【糖葫芦】(たんふーるー)

福建白茶(淹れ手:原泉)

<白茶>(ふっけんはくちゃ)(福鼎 2013年花果香牡丹王 又は 2015年政和白牡丹)

白茶は、茶葉が芽吹いて産毛が取れないうちに摘み取り、しおらせた後は、非常に浅い発酵度の段階で自然乾燥させて作られます。とてもシンプルな製法で作られる白茶は歴史も大変古く、古来より「不老不死のお茶」として愛されてきました。茶ポリフェノールが多く含まれ、時間の経過とともに熟成が進み、「1年茶、3年薬、7年宝」と呼ばれ、近年はヨーロッパでもWhite tea として注目されています。

 

産地は福建と雲南が有名ですが、今回は福建白茶より、福鼎の「牡丹王」か、政和の「白牡丹」を呈茶致します。柔らかな産毛に覆われ芳醇な味わいの牡丹王。清々しく上品な甘さが戻る白牡丹。魅惑の白茶ワールドへようこそ。

 

凍頂烏龍茶(2018年春)(淹れ手:眞渕春奈)

 <青茶>(とうちょううーろんちゃ)

19世紀中頃に中国大陸から伝わった茶の苗を、台湾の凍頂山に栽培したことが凍頂烏龍茶の始まりと言われています。本物の凍頂烏龍茶は、台湾南投県鹿谷郷東部の山腹で生産される烏龍茶のみを指します。

2018年春の生茶を呈茶いたします。透き通った水色の美、花のような香りと深い味わいをお楽しみください。

 

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4.【富貴寄】(ふきよせ)

金奨肉桂(淹れ手:鎌形あかね)

 <青茶>(きんしょうにっけい)

昨年度の武夷山のコンテスト金賞受賞茶です。場所は馬頭岩です。正岩茶。

5回焙煎を行い10月末に最終の炭火焙煎を2回行いました 非常に膨よかな味わいの中しっかりとした岩韻を感じさせる逸品です。

 

廬山雲霧(淹れ手:茶楽)

<緑茶>(ろざんうんむ)

2018年春に摘まれた廬山雲霧。霧深い高山で作られるこの茶葉は、1年で5キロ以下しか採れない希少な逸品です。他の緑茶には無い、濃厚な味わいを是非お楽しみください。

 

 

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5.【玄冬】(げんとう)

老同志餅茶 2004年(淹れ手:茶米)

<黒茶>(ろうどうしびんちゃ)

勐海茶廠の元工場長で、「熟茶の父」とも称されている鄒炳良氏。その鄒氏が製造を監督したプーアル熟茶をご用意しました。渥堆と呼ばれる工程によって発酵を進める熟茶は、まろやかな口当たりとコクのある深い味わいが特徴です。

 

特に今回のお茶は、スーッと身体に入っていくような滑らかな美味しさで、プーアル茶は苦手というかたにもぜひ飲んでいただきたい一品です。秋から冬へと移りゆく季節に、身も心も暖めてくれるこのお茶を、ゆっくり味わいにいらしてください。

 

 

東方美人(淹れ手:森田 攻)

<青茶>(とうほうびじん)

19世紀の中頃、台湾・新竹で、ウンカ(チャノミドリヒメヨコバイ)の被害に遭い、商品として使い物にならなくなった茶葉を試しに製茶してみたところ、蜜のように甘くかぐわしい香りと味で評判になりました。当初は、それを信じてもらえず、膨風茶(ほら吹き茶)と呼ばれたという逸話があります。

烏龍茶の中でも発酵度が高く、紅茶に近い味わいです。蜂蜜や熟した果実のような独特の香りと甘みを、ぜひお楽しみください。

 


【表演茶藝 披露】

吉川 香織が披露いたします。

皆様のお越しを一同お待ちしております!!

 11/8(木)正午12時より、このホームページ上で受付開始します!